高配当投資を行ううえで最大のリスクは無配・減配です。
保有している銘柄が無配・減配になったらどうするべきでしょうか。
私も保有していた銘柄がほぼ無配に近い減配になった経験があるの、でそのことにについてシェアしようと思います。
・高配当株の無配・減配になった場合にの手順
・NISA口座・特定口座別の対応

たまご
- セミリタイア済
- 2級FP技能士
- AFP認定者
- 資産形成コンサルタント
- 投資診断士
無配・減配になった場合に初めにすること
まずはなぜ、無配・減配になったのか要因や背景を把握することが大事です。
私が減配を受けた銘柄は米国株の銘柄でした。
13期連続増配でしたが1株当たりの配当1.015ドルから0.02ドルへの減配となり、減配というかほぼ無配に近いです。
このことにより決算自体は市場予想を上回ったものの株価も急落。
減配の要因は借金の度合いを7.4倍から4倍まで下げるためとし、達成するまで1株あたり0.02ドルの配当固定および自社株買い停止の計画の様でアナリストからはかなりの時間を要するとされていました。
こうなってくると短期間の話ではなくなってくるのでホールドか売却か考えなければなりません。
この様に、まず一時的なものなのか長期的なものなのか背景や要因を把握してどうするのか決めていく必要があります。
無配・減配になった場合の手順
高配当投資で無配・減配を受けた場合の手順です。
- マイルールを決めておく
- なぜその銘柄に投資しているのか理由を確認
- 理由と現状によってホールド・売却を決定
マイルールは売却する場合の基準を決めておきます。
・減配1期は様子見で2期で戻らなければ売却
・減配でも目標利回りを下回っていなければ保有
上記は例えですがマイルールを予め決めておくと、いざ起きた時に慌てることなく対応できます。
| 保有理由 | マイルール | 現状 | 対応 |
|---|---|---|---|
| 利回り5% | 利回り4%以上 | 利回り3% | 売却 |
| 利回り4.1% | 保有 |
無配・減配になった場合の口座別の最適解
先述したマイルールから外れた場合売却を検討することになると思いますが、口座別によって若干勝手が変わってきます。
特定口座の場合
特定口座の源泉徴収ありであれば、減配・無配で株価の下落により含み損を抱えることになっても今年の譲渡益と配当金から損失を自動で損益通算してくれます。(源泉徴収なしの場合は自分で確定申告で損益通算を行う必要があります。)
損失がチャラになるわけではないですが、今年の利益が減る事になるので源泉徴収される税金も減ります。
仮に損失の方が多い場合は、確定申告で繰越控除を行うことによって損失を向こう3年間繰越すことが可能で、翌年がプラスであればその額と相殺できます。
これらにより、僅かですが損失がワンクッション軽くなり精神的にも売却しやすくなります。
| 今年の利益 | 損失額 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 30万円 | 20万円 | 10万円 |
NISA口座の場合
NISA口座は特定口座で行えた損益通算・繰越控除が使えません。
つまり含み損で売却する場合は損失をまるまる受け入れなければならず、特定口座より精神的に売却し辛いです。
これらを踏まえるとパターンは3つ。
- NISA枠が満額になるまで保有
- 他の銘柄に買い替えるために売却
- 無配は売却
NISA枠は売却したところですぐに枠が復活するわけではありません。
枠を圧迫しているのなら翌年分の枠復活のために売却してもいいですが、まだ枠が残っていの場合は急いで売却したところで枠は復活しません。
NISA枠が満額になるまで様子見し株価の回復と増配を待つ作戦もありです。
一方、その間資金は拘束され続けるので他の銘柄に買い替えたい場合は売却するのが賢明です。
また、無配になってしまった場合もNISA口座で保有するメリットが皆無なので売却した方が賢明です。

まとめ
- 無配・減配の要因や背景を把握する。
- 無配・減配時のマイルールを決めておく
- 特定口座は損益通算・繰越控除でダメージ軽減
- NISA口座は損失を受け入れる必要あり
本来は無いに越したことがないのですが長期保有だとなおさら何があるか分かりません。
連続増配・分散投資・ルールの設定をし無配・減配リスクに備えましょう。




コメント