ウイルプラスホールディングスは2026年8月13日の増益+増配の決算を機に株価は6.4%上昇し予想配当利回りは5.21%となりました。
配当利回り5%越えの企業は、日本ではかなりの高配当の部類に入りとても魅力的に感じます。
この記事では、そんな魅力的なウイルプラスホールディングスは高配当銘柄としてどうなのか配当目線で解説しシェアしようと思います。
・ウイルプラスホールディングスってどんな会社?
・ウイルプラスホールディングスの良いところ
・ウイルプラスホールディングスの気になるところ

たまご
- セミリタイア済
- 2級FP技能士
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ウイルプラスホールディングスってどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3538 |
| 企業名 | ウイルプラスホールディングス |
| 業種 | 小売業 |
| 時価総額 | 106億円 |
| 市場区分 | 東証スタンダード |
| 予想配当利回り | 5.23%(2026年8月20日終値) |
| 配当性向 | 37.7%(2026年度) |
| 配当月 | 6月・12月 |
| 企業URL | https://www.willplus.co.jp/ |
外車ディーラーグループの大手で、東京・神奈川・福岡を中心に輸入車の新車販売・中古車販売、業販、車輛整備・保険販売など営んでいます。
M&Aにより事業拡大している点が特徴です。
ウイルプラスホールディングスの良いところ
ウイルプラスホールディングスの良いところを見ていきます。
連増増配
2018年から9期連続増配を達成しています。
コロナ禍でも減配や据え置いていない点は高評価です。

たまご近年の増配幅は比較的穏やかだね!
配当方針が強い
ウイルプラスホールディングス
- 「適正資本の維持」及び「株主還元の更なる拡充」を同時次元していくために、配当性向を30%まで段階的に引き上げ、配当性向30%をベースに、累進配当を目指す。
- 配当の下限はDOE4.5%を目安に、安定的かつ継続的な利益還元の維持・向上に努めてまいります。
累進配当、DOE、配当性向と株主還元に対する姿勢の強さも評価できます。
たまご累進配当は高配当投資家にとっては強みだね!
株主優待がある
ウイルプラスホールディングスは株主優待を実施しています。
| 基準日:6月末日 | ||
|---|---|---|
| 保有数 | 優待内容 | |
| 1,000株以上 (1年以上) | 利益度外視値引き | |
優待内容は利益度外視値引きとなっています。
株主本人・二等親以内の家族に限り、新車購入時にいただく際にメーカー希望小売価格より最低5%値引き保証するといった内容で、ブランド・車種によって割引率が最低5%から10数パーセントまで変動するようです。
たまごなかなか面白い優待だね!
増配余力が高い
DOEとは株主資本に対してどれだけ配当を出すかを示す指標になります。

株主資本は右肩上がり、DOEは2027年度で3.9%と配当方針の4.5%にはまだまだ余裕があります。
今期も予測通り増配する可能性が高いです。
たまごDOE=(年間配当総額÷株主資本)×100で求められるよ!
ウイルプラスホールディングスの気になるところ
ウイルプラスホールディングスの気になるところを見ていきます。
EPS推移と配当性向
EPSとは1株あたりの利益のことで、株主目線から見ると右肩上がりが好ましいです。

ウイルプラスホールディングスは2022年のピークを越えれず揉んでいますね。
特に株価上昇の起因となった来期増益に関してもEPSで見ると上昇はしていますがまだ下の位置にいます。
また、配当性向に関しては大した問題ではないですが、配当方針30%ベースに対して40%弱と高めです。
たまごDOE観点では問題ないから気にしなくても良いかな!
FCFで配当を賄えていない年が多い
FCFは営業CFから投資CFを除した会社が自由に使えるお金です。
配当はFCFの中から支払われそれでも足りない場合は会社の現金等を使って支払われるので、FCFで配当が賄えており現金も減少していないことが望ましいです。

FCFから配当が賄えていない年の方が多いです。
賄えていない要因はそれを上回る投資CFが発生しているためです。
赤色の年は営業CF自体が赤字なのですが主な理由は下記です。
| 年 | 主な理由 |
|---|---|
| 2018年 | 売上債権の増額 |
| 2023年 | 棚卸資産の増額 |
| 2025年 | 棚卸資産の増額 |
棚卸資産の増額=在庫増加
いずれも単発的な要因なのでそこまで気にすることではないのですが、1番気になるところが現金が右肩上がりで増えているところ。
これだけFCFで賄えていないと現金から捻出するため減少していくのが普通ですが、むしろ増えています。
たまごこの点に関しては次項で触れるよ!
借金が多い
借金=必ず悪ではありません。
この点は個人が車や家などローンを組んで借金するのと同じで、重要なのは生活を圧迫するほどのローンではないかという点です。
企業も同じで借金の有無より圧迫していないかという点が重要です。

ネットD/Eレシオが1倍を超えると自己資本以上に借金をしている状態であり、一般的には1倍未満が好ましいです。
ウイルプラスホールディングスはM&Aなどで借入金が必要なビジネスモデルなのですが、借金推移は右肩上がりで1倍を超えている時期もあり2026年度もギリギリ下回っている状況です。
前項で触れたFCFからは借金返済にも充てられます。
FCFから借金も返済しないといけないし配当も払わないといけない、なのに配当すらFCFで賄えていない。
これは良くないですよね?
たまごつまり現金の増加は借入金によるものだったんだね!
同業種に比べて自己資本比率が低い
自己資本比率は総資産に対しての自己資本の比率を指し、高いほど良いとされていますがビジネスモデルにより水準が大きく異なるので同業種の企業と比較し判断する必要があります。

外車を扱うディーラー業種の中でも低い水準です。
更に気になる点は年々自己資本比率が下がっている点です。
自己資本が低いと経営悪化や不況時に配当維持が難しくなるリスクがありますが、前項の借金増加に伴い比率が低くなっています。
たまご自己資本は企業の体力だよ!
同業種に比べ営業利益率が低い
営業利益率は本業で稼ぐ力を示し、本業で安定的に利益を出していないと配当を維持することができません。
ここも同業種の企業と比較することで、企業の強みを把握することができます。

外車を扱うディーラー業種の中でも低い水準です。
近年の低下の要因としては
- 新車販売低迷
- 中古車収益性悪化
- M&A店舗の赤字
- 当社主力車種販売不振
- 仕入れコスト上昇
- 海上輸送の混雑及びコスト上昇
などが挙げられます。
たまごビジネスモデルで上手く差別化できてないとも言えるね…
まとめ
色々な企業の財務分析を私的に行っていますが、口出しする項目がない企業などやはりあるのでわりと辛めに評価しています。
個人的には一言で言えば「株主還元意識は高く余力もあるが、それに伴った安心できる持続性材料が欲しい」と言ったところでしょうか。
予想配当利回り5%越えは魅力的ですので、気になった人は検討してみてはいかがでしょうか。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。



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