S&P500とNASDAQ100両方に投資する最適な組み合わせ比率

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S&P500とNASDAQ100両方に投資する場合、両方に投資する意味はあるのか、またどの位の比率で投資するのがいいのか疑問に思ったことはありませんか?

各比率毎のリターンやリスクを数値で見える化したのでシェアしようと思います。

結論としては、S&P500をコアにNASDAQ100をサテライトで構成する場合パフォーマンス向上が見込めますが、比率を上げるほどリスク効率が下がります。

したがってリスク効率を下げたくない人はNASDAQ100は不要、それでもリターンを取りたい人は5:5か8:2がおすすめです。

たまご

私はNISAのつみたて投資枠でS&P500とNASDAQ100に5:5で投資しているよ!

この記事で分かること

・S&P500とNASDAQ100に投資するメリット
・S&P500とNASDAQ100に投資するデメリット
・S&P500とNASDAQ100の比率別のリターンとリスク
・S&P500とNASDAQ100に5:5で投資している運用状況

この記事を書いた人

たまご

  • セミリタイア済
  • 2級FP技能士
  • AFP認定者
  • 資産形成コンサルタント
  • 投資診断士

目次

S&P500とNASDAQ100両方に投資するメリットとデメリット

S&P500とNASDAQ100両方に投資することはどんな意味を持つのか見てみましょう。

S&P500とNASDAQ100両方に投資するメリット

S&P500とNASDAQ100の両方に投資するメリットは、S&P500よりリスクを取りつつパフォーマンスを向上できる点です。

S&P500に比べてNASDAQ100の方がパフォーマンスが高いです。

S&P500の配当込みの円ベースの30年平均リターンと30年平均標準偏差
出典:myINDEX S&P500
出典:myINDEX NASDAQ100

S&P500がコアだけど、もう少しリスクを取ってでもパフォーマンスを上げたいと考えている人にはサテライトにNASDAQ100を加えるのは適していると言えます。

S&P500とNASDAQ100両方に投資するデメリット

一方、NASDAQ100がコアでS&P500をサテライトで加えるのはパフォーマンスを下げることになります。

それであれば初めから相応のリスク資産を持つべきなので、NASDAQ100にS&P500を加えるのはおすすめしません。

S&P500とNASDAQ100の投資比率をどの位にするべきか

S&P500とNASDAQ100の比率別のリターンとリスクです。

先述したようにS&P500にNASDAQ100を加えればパフォーマンスは向上し、NASDAQ100にS&P500を加えるとパフォーマンスは低下します。

投資比率
(S&P500:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスク
0:1020.0%25.7%
1:919.6%24.9%
2:819.1%24.1%
3:718.7%23.3%
4:618.2%22.6%
5:517.8%21.8%
6:417.3%21.0%
7:316.8%20.3%
8:216.4%19.5%
9:115.9%18.7%
10:015.5%17.9%
30年平均のリターン・リスク
好況6:不況4の生起確率で算出
投資比率
(S&P500:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスク
0:1020.0%25.7%
1:919.6%24.9%
2:819.1%24.1%
3:718.7%23.3%
4:618.2%22.6%
5:517.8%21.8%
6:417.3%21.0%
7:316.8%20.3%
8:216.4%19.5%
9:115.9%18.7%
10:015.5%17.9%
30年平均のリターン・リスク
好況6:不況4の生起確率で算出

リターンとリスクだけ見ても、リターンに比例しリスクも上がるのでどうなのかいまいち分かり辛いです。

そんな時はシャープレシオを用いると見やすくなります。

シャープレシオはリスクあたりのリータンの事で数値が高いほどよいです。

投資比率
(S&P500:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスクシャープレシオ
5:517.8%21.8%0.82
6:417.3%21.0%0.82
7:316.8%20.3%0.83
8:216.4%19.5%0.84
9:115.9%18.7%0.85
10:015.5%17.9%0.87
投資比率
(S&P500:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスクシャープレシオ
5:517.8%21.8%0.82
6:417.3%21.0%0.82
7:316.8%20.3%0.83
8:216.4%19.5%0.84
9:115.9%18.7%0.85
10:015.5%17.9%0.87

この表から分かることは、NASDAQ100の比率を上げるに連れてリターンも向上していますがシャープレシオは5:5に近付くにつれて下がっています。

つまり、NASDAQ100の比率を上げるほどリスクに対してのリターンが見合っていないということになります。

これはNASDAQ100のリスクの高さによるボラティリティの影響です。

これらのことから、S&P500のパフォーマンスに満足している人はリスク効率を下げてまで無理にNASDAQ100に投資する必要はないということです。

逆に、リスク効率を落としてでも積極的にリターンを取っていきたい人はNASDAQ100にも投資することでパフォーマンスを向上させることができます。

たまご

7:3~5:5のリスク効率は誤差の範囲なので5:5か8:2が個人的にはおすすめかな!

S&P500とNASDAQ100のリターンとリスクの関係

リスク効率は下がりますがリターンを積極的に取っていくことでパフォーマンスにはこれだけ差が生まれます。

100万円を10年複利運用した場合

一方、リスクを可視化したのが下のグラフで平均の成長率(青線)に対してオレンジの範囲がリスクによるパフォーマンスのブレ幅です。

このブレ幅はリスクが大きくなるほど広くなり、小さくなるほど狭くなります。

リターン15.5%リスク17.9%
リターン17.8%リスク21.8%
たまご

5:5の方が明らかにオレンジの範囲が広いね!

大暴落を除けばある程度資産が増加している場合は最終的なパフォーマンスの優劣の差で終わる話ですが、投資初期段階やまだ資産が十分に増えていない段階では元本割れするかしないかに関わってくる話にもなるので、それらも考慮したうえで検討するのがよいでしょう。

新NISAつみたて投資枠でS&P500とNASDAQ100に5:5で投資している運用状況

参考までに、私の新NISAつみたて投資枠でS&P500とNASDAQ100に5:5で投資している運用状況です。

今年で3年目なので現時点で358万7800円の元本です。

S&P500のみの運用の人は比較してみてはどうでしょうか。

S&P500とNASDAQ100を両方持つならリスク効率とのバランスで決める

S&P500をコアにNASDAQ100をサテライトで加えるとパフォーマンスは向上しますが、比率を上げるほどリスクに対するリターンの効率は下がります。

  • S&P500のパフォーマンスに満足している人は、無理にNASDAQ100を加える必要はない
  • リターンを積極的に取りたい人は、5:5か8:2くらいの比率がバランスを取りやすい
  • 資産がまだ少ない段階では、ボラティリティの拡大が元本割れのリスクにも影響する

NASDAQ100をコアにしてS&P500を加えるのはパフォーマンスを下げるだけなので、あまり意味がありません。

S&P500をベースに、どこまでリスクを取れるかで判断するのがシンプルです。

自分の許容できるリスクを確認したうえで、S&P500単体かNASDAQ100を少し加えるかを検討してみてください。

今回の記事で行ったポートフォリオ効果の検証については、私も資格取得している資産形成コンサルタントのテキストで学ぶことができます。

学んだついでに資格取得を目指す方は問題集もあります。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。

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