オルカンとNASDAQ100両方に投資する最適な組み合わせ比率

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オルカンとNASDAQ100両方に投資する場合、どの位の比率で投資するのがいいのか疑問に思っことはありませんか?
各比率毎のリターンやリスクを数値で見える化したのでシェアしようと思います。

結論としては、パフォーマンス優先なら5:5がいいですが自身のリスク許容度に依存します。

この記事で分かること

・オルカンとNASDAQ100に投資するメリット
・オルカンとNASDAQ100に投資するデメリット
・オルカンとNASDAQ100の比率別のリターンとリスク
・オルカンとNASDAQ100の比率別のブレ幅

この記事を書いた人

たまご

  • セミリタイア達成済
  • 2級FP技能士
  • AFP認定者
  • 資産形成コンサルタント
  • 投資診断士
目次

オルカンとNASDAQ100両方に投資するメリットとデメリット

オルカンとNASDAQ100両方に投資することはどんな意味を持つのか見てみましょう。

オルカンとNASDAQ100両方に投資するメリット

オルカンとNASDAQ100の両方に投資するメリットは、オルカンよりリスクを取りつつパフォーマンスを向上できる点です。

オルカンに比べてNASDAQ100の方がパフォーマンスが高いです。

MSCI ACWIの配当込みの円ベースの30年平均リターンと30年平均標準偏差
出典:myINDEX オルカン
出典:myINDEX NASDAQ100

オルカンがコアだけど、もう少しリスクを取ってでもパフォーマンスを上げたいと考えている人にはサテライトにNASDAQ100を加えるのは適していると言えます。

オルカンとNASDAQ100両方に投資するデメリット

一方、NASDAQ100がコアでオルカンをサテライトで加えるのはパフォーマンスを下げることになります。
それであれば初めから相応のリスク資産を持つべきなので、NASDAQ100にオルカンを加えるのはおすすめしません。

また、オルカンとNASDAQ100両方に投資しても分散効果は望めない点も挙げられます。

オルカンは日本を含む先進国・新興国の世界に分散投資している投資信託です。
しかし、地域別の構成比率を見ると63%が米国となっています。

出典:SBI証券

一方、NASDAQ100は米国のNASDAQ100指数に連動しているので言わずもがな米国が対象です。

出典:SBI証券

でも実際、残りの4割弱は他国に投資しているんだから少なからず分散効果はあるのではないかと思いますよね。
しかし、相関係数が高く米国中心の投資信託同士なのでリスク分散効果がありません。

投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
投資比率のリスクリスクの加重平均
1:924.9%24.9%
2:824.0%24.0%
3:723.2%23.2%
4:622.4%22.4%
5:521.6%21.6%
6:420.8%20.8%
7:320.0%20.0%
8:219.2%19.2%
9:118.4%18.4%
30年平均のリターン・リスク
好況6:不況4の生起確率で算出
投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
投資比率のリスクリスクの加重平均
1:924.9%24.9%
2:824.0%24.0%
3:723.2%23.2%
4:622.4%22.4%
5:521.6%21.6%
6:420.8%20.8%
7:320.0%20.0%
8:219.2%19.2%
9:118.4%18.4%
30年平均のリターン・リスク
好況6:不況4の生起確率で算出

投資比率のリスク<リスクの加重平均となれば、ポートフォリオの分散効果があるということになるのですが、どの比率で保有しても投資比率のリスク<リスクの加重平均とはならないため分散効果が望めないことが分かります。

実際、保有割合によってリスクの変動はありますがこれは分散によるリスク軽減効果ではなくリスク水準の変化です。

つまり、NASDAQ100にオルカンを加える場合は分散もできてないしリターンも下げるしメリットはないということになります。

オルカンとNASDAQ100の投資比率をどの位にするべきか

オルカンとNASDAQ100の比率別のリターンとリスクです。
先述したようにオルカンにNASDAQ100を加えればパフォーマンスは向上し、NASDAQ100にオルカンを加えるとパフォーマンスは低下します。

投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスク
0:1020.0%25.7%
1:919.4%24.9%
2:818.7%24.0%
3:718.1%23.2%
4:617.4%22.4%
5:516.8%21.6%
6:416.1%20.8%
7:315.4%20.0%
8:214.8%19.2%
9:114.1%18.4%
10:013.5%17.5%
30年平均のリターン・リスク
好況6:不況4の生起確率で算出
投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスク
0:1020.0%25.7%
1:919.4%24.9%
2:818.7%24.0%
3:718.1%23.2%
4:617.4%22.4%
5:516.8%21.6%
6:416.1%20.8%
7:315.4%20.0%
8:214.8%19.2%
9:114.1%18.4%
10:013.5%17.5%
30年平均のリターン・リスク
好況6:不況4の生起確率で算出

リターンとリスクだけ見ても、リターンに比例しリスクも上がるのでどうなのかいまいち分かり辛いです。
そんな時はシャープレシオを用いると見やすくなります。
シャープレシオはリスクあたりのリータンの事で数値が高いほどよいです。

投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスクシャープレシオ
5:516.8%21.6%0.78
6:416.1%20.8%0.77
7:315.4%20.0%0.77
8:214.8%19.2%0.77
9:114.1%18.4%0.77
10:013.5%17.5%0.77
投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
期待リターン投資比率のリスクシャープレシオ
5:516.8%21.6%0.78
6:416.1%20.8%0.77
7:315.4%20.0%0.77
8:214.8%19.2%0.77
9:114.1%18.4%0.77
10:013.5%17.5%0.77

この表から分かることは、NASDAQ100の比率を上げるに連れてリスクも増加していますがシャープレシオは5:5が一番高いので理論上はパフォーマンスを重視するなら5:5がベストと言えます。

ただし0.01の差は誤差の範囲なのでリスク効率には差がないと言えます。
そうなると最適な比率を決める決定打は、自身のリスク許容度となります。

100万円を10年複利運用した場合

リスクがある以上、平均の成長率(青線)に対してオレンジの範囲でブレ幅が発生します。
このブレ幅はリスクが大きくなるほど広くなり、小さくなるほど狭くなります。

オルカンとNASDAQ100の比率別のブレ幅

例えば、100万円投資した時の各比率のブレ幅は次の通りです。

投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
上振れ下振れ
5:5121.6万円78.4万円
6:4120.8万円79.2万円
7:3120万円80万円
8:2119.2万円80.8万円
9:1118.4万円81.6万円
10:0117.5万円82.5万円
投資比率
(オルカン:NASDAQ100)
上振れ下振れ
5:5121.6万円78.4万円
6:4120.8万円79.2万円
7:3120万円80万円
8:2119.2万円80.8万円
9:1118.4万円81.6万円
10:0117.5万円82.5万円

100万円だと4万円程度の差ですが、1,000万円になると40万円、3,000万円になると120万円の差になってきます。

この差をどう捉えるかは個人のリスク許容度によって異なります。
リスクを最小限に抑えたければ比率を低くし、リスクを取ってでもリターンを取りたければ比率を高くするのがいいでしょう。

たまご

個人的にパフォーマンス向上のためにあえてNASDAQ100を追加しているのなら5:5でいいと思うよ!

まとめ

  • オルカンにNASDAQ100を加えるのはパフォーマンス向上に繋がる
  • NASDAQ100にオルカンを加えるメリットはない
  • オルカンとNASDAQ100の最適な比率は自身のリスク許容度による
  • パフォーマンス優先なら5:5で保有がベスト

米国中心のNASDAQ100にオルカンを加えても分散効果はないことが分かりました。
オルカンとNASDAQ100両方に投資する意義は、オルカンのパフォーマンス向上で初めて発揮されます。

自分のリスク許容度に合った比率で投資しましょう。

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本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。

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