2021年の成長投資枠で投資デビューした私は今回が初めての旧NISAの出口戦略となります。
新NISA制度によりロールオーバーはなくなったので、出口戦略としては売却するか保有するかの2択です。
私自身も2021年購入分の旧NISAの出口戦略をそろろそろ考えないといけないのでこの記事でシェアしようと思います。
・売却する場合の注意点
・放置する場合の注意点
・非課税期間終了のお知らせは来る?
・非課税期間の確認方法

たまご
- セミリタイア達成済
- 2級FP技能士
- AFP認定者
- 資産形成コンサルタント
- 投資診断士
旧NISAの出口戦略と注意点
売却する場合と保有を続ける場合の戦略と注意点を紹介します。
旧NISAを売却する場合
非課税期間終了に併せて売却します。
- 非課税のうちに利確したい人
- 売却資金で他の銘柄を買いたい人
- 売却資金で新NISA枠で買い直したい人
上記のような人が該当します。
新NISA口座には直接移管できませんので一度売却し、新NISA枠で買い直すしかありません。
注意したいのが売却タイミングです。
| 種類 | 期限 |
|---|---|
| 株式 | 年内最終営業日の2営業日前 |
| 投資信託 | 年内の受渡しになるよう |
| 配当銘柄 | 権利落ち後 |
非課税で済ませたい場合は忘れた時のデメリットが大きいので、12月に入ったら早めに行動に移しましょう。
配当銘柄の場合は権利付き最終日まで保有していないと配当金が貰えないので、12月に権利付き最終日の銘柄を保有している場合は要監視です。
旧NISAの保有を続ける場合
そのまま保有を続けたい場合は放置で大丈夫です。
2025年最終営業日の時価で課税口座に移管され、その時価が取得単価となりますので非課税の恩恵もしっかり受けることができます。
ただし、特定口座を開設している場合は開設している特定口座に移管されますが、開設していない場合は一般口座に移管されます。
一般口座に移管されると、確定申告や損益計算を全て自分でやる必要があるのでかなりのデメリットとなります。
NIAS口座しか開設していない人は、今のうちに特定口座(源泉徴収あり)を開設しておくことをおすすめします。
旧NISAの保有銘柄と運用益

まだ評価額は変動すると思いますが、現時点で131万円のプラスです。
初めての投資なのに我ながらいい成績だと思います。
まだ、試行錯誤してる段階なので色んな銘柄に手を出していますね。
しかし、成功ばかりではなく失敗もしています。
気付いた方も居るかもしれませんが、旧NISAの一般投資枠の限度額は120万です。
一方、私の枠は90万円弱しかありません。
それはなぜか?損切りしてるからです。
QQQを代表とするハイテク株の威力に魅了された私は、中華QQQとも呼ばれるCXSEという中国ハイテク企業のETFを購入していました。
TikTokなどの会社も含まれておりTikTokが流行していたこともあって購入したのですが、中国企業は政府が絡んでいるので思うように伸びず損切したという訳です。
執筆中に思い出し、久しぶりにCXSEの株価を確認しましたが購入価格にまだ戻っていませんでした(笑)
損切りして良かったです。
旧NISAの私の出口戦略
私はこの銘柄を全て12月及び権利落ち最終日まで保有して年内に売却します。
私は高配当投資がメインなのでインデックス投資は新NISAのつみたて投資枠のみに統一し、売却資金は来年の新NISAの投資資金に回します。
現時点ですが売却すると約221万円なので、あと139万円は手出しか課税口座からの買い替えを考えています。
こちらもいずれ記事にてシェアしたいと思います。
旧NISAの非課税期間終了のお知らせは来る?
これ、来そうでついつい待っちゃいそうになるんですけど来ないんですよね。
もしかしたら金融機関により違うのかもしれませんが、私の見逃しでなければ現段階ではSBI証券はそのようなお知らせは来てないです
私も危うく後回しにしていたら手遅れになるところでした。
なので、自分でしっかり管理する必要があるので注意です。
たまごてっきりお知らせがくるものだと思っていたよ…
旧NISAの非課税期間と保有銘柄の確認方法
私がSBI証券なのでSBI証券を例で説明しますが、どこの金融機関もだいたい同じだと思います。
サイトで確認可能です。
NISA
ホームからカテゴリのNISAを選択すると左側に旧NISA口座管理というメニューがあります。

旧NISA口座管理ページ
旧NISA口座管理のページに移行するとTOPにお知らせで注意喚起が出ています。

2021年の非課税枠は2026年初に課税口座に移管されるので、移管を希望しない場合は2025年度中に行動に移さねばなりません。
2022年の非課税枠なら2026年度中となります。
下にスクロール
この様な形で非課税枠の対象銘柄を年度別に確認することができます。

まとめ
- 旧NISAの出口戦略は売却か保有
- 売却希望者は期限に注意
- 特定口座開設者は保有希望であれば放置でOK
- 未開設者は保有希望であれば特定口座開設推薦
- 旧NISA非課税期間終了のお知らせは来ない
- 自分でサイトで確認する必要がある
年に1度の事なので忘れないよう気を付けなくてはなりませんね。
初めて買った銘柄たちを手放すのは少し名残惜しいですが、しっかり頑張ってくれたので感謝です。


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