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えっ…これは補償されるのにあれは補償外?自動車保険の意外な補償範囲

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自動車任意保険は車に乗る人ほとんどが加入されていると思います。
車に乗っている期間が長いほど長い付き合いをしている自動車任意保険ですが、意外と知られていない知識が実は多い保険です。
中には保険料に関わってくるものもあります。
この記事では、自動車任意保険についてFPが詳しく解説します。

この記事で分かること

・自動車保険の正しい補償範囲

・補償範囲を正しく理解した保険料の見直し方

この記事を書いた人

たまご

  • 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)認定者
  • 資産形成コンサルタント
  • 投資診断士
目次

対人・対物賠償保険

対人・対物賠償保険

自動車事故によって他人を死傷させたり、他人の財物に損害を与え法律上の賠償責任を負った場合に保険金が支払われる保険のこと。

入っていない人は居ないでしょう。
実はこの保険、下記の状態で事故を起こしても保険金が支払われます。

被害者救済が最優先、あくまで他人の損害に対する保険であることからからこの様になっています。

たまご

保険金は支払われるけど法的責任を追うことになるよ!

また、被害者や財物が身内の場合

この様な区分けがされています。

たまご

保険金詐欺の防止、民法上の関係性、保険の役割が違うなどの観点からこの様になっている様だよ!

人身傷害補償保険

人身傷害補償保険

自動車事故によって本人や搭乗者が死傷した場合、契約した保険金額の範囲内で実際の損害額が示談成立前でも支払われる保険。

これも入っている人は多いんじゃないでしょうか。
自動車保険といえば自分に過失があった場合は過失の割合に応じた保険金しか支払われないイメージがありますが、過失割合に関わらず法令違反でなければ単独事故でも支払われます。

たまご

自動車事故と言えば過失割合ってイメージがついているよね!

運転年齢条件特約

運転年齢条件特約もつけているが人多いのではないでしょうか。
条件年齢が上がっていくほど保険料が割引されていきます。
設定する場合は自身の環境に合わせて、運転する可能性のある1番年齢の低い人が条件範囲になるように設定する必要があるのですが正しい適用範囲を理解して設定しているでしょうか?

友人や別居の子は運転年齢条件が適用されません。
運転者限定特約を付けていなければ、運転年齢条件から外れていても事故を起こした場合保証されます。

例えば、年下の仲の良い友人と車でよく出かけ交代で運転する人や、別居のお子さんが帰省した際に車を運転させることがあるなどの理由によりそれらに合わせて運転年齢条件を下げている場合は下げる必要はないということになります。
これらは保険会社や契約内容により変わりますので必ずご自身の契約内容を確認したうえで判断してください。

たまご

該当していたら保険料の節約になるね!

家族限定特約

基本的に家族しか運転しないからと家族限定特約を付けている人も多いのではないでしょうか。
この家族というのは運転年齢条件特約の適用対象の家族とは変わってくるので注意が必要です。

今度は未婚に限り別居の子が入っていきます。
既婚の場合は家族に該当しないので保証されないということになります。

たまご

定義が違って混乱しちゃうね…

自動車保険の見直しも検討

過剰な補償設定などしていた場合は正しい補償範囲に是正する際、自動車保険を見直してみると保険料の節約に繋がるかもしれません。
見直しの際は以下を意識して行うのが良いでしょう。

  • 一括見積サービスを活用
  • 保険会社を1社にまとめる

一括見積サービスの活用

無料の一括見積サービスを活用することで、簡単に安い保険会社を探せることがメリットです。
補償等は基本的に大きな差は無いので安い保険会社を選ぶに越したことはありません。

保険会社をまとめる

他に加入している保険会社などにまとめます。
一社にまとめることにより管理が楽になるのがメリットです。
一括見積サービスを活用し一番安い保険会社にまとめるのもいいかもしれません。

まとめ

この記事では自動車保険の補償範囲について説明してきました。

  • 対人対物賠償保険は飲酒・無免許運転でも保険金が支払われる
  • 人身傷害補償保険は過失割合に関わらず実損額が支払われる
  • 運転年齢条件特約は友人・別居の子は年齢関係なく補償される
  • 家族限定特約の家族には未婚に限り別居の子が含まれる
  • 保険の見直しは一括見積サービスの活用か1社にまとめる

あなたはいくつ知っていましたか?
ネット保険が普及し対人で説明を聞いたうえで契約する機会が少くなった現在、正しく契約内容を理解したうえで保険を契約している人は少なく感じます。
理解できていないと、補償されなかったり過剰補償による保険料のムダにもつながりますので正しい知識を身につけていきましょう。

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