この記事では、投資には興味があるけどなかなか踏み出せない人へ、私が投資を始めたきっかけや投資に対しての考え方をお話しようと思います。
・投資に踏み出せなっかた私が最初の一歩を踏み出せた理由
・投資に踏み出せない人の心理
・踏み出せない最大の理由、リスクについての考え方

たまご
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)認定者
- 資産形成コンサルタント
- 投資診断士
投資を始めた背景
私が投資を始めたのは4年前です。
今思えばもう少し早く行動し、コロナ渦で始めればよかったと後悔しています。
当時は貯金が増えていくことが楽しみであった為、行き場のない余剰資金が預金として銀行口座に眠っていました。
一応その頃では普通預金ので金利が1番高い銀行(当時0.2%)に預金していたのでそれなりに満足していたのですが、ちょうど額が預金保険制度の範囲を超えそうになっていた頃預金保護制度のことを知り、新たに金利の高い銀行でも探すかと色々模索していた時に株の情報に出会いました。

金利は少しでも高い方がいいと思っている人は多いんじゃないかな?
私に証券口座開設という行動を取らせた一言
株に関して色々調べたりしていましたが、投資の良さは色々分かったのですが大事に貯めてきた貯金を使おうと思えるほどの情報とは巡りあえませんでした。
それからも色々情報収集していた中で、私の心を動かす決定的な一言に出逢いました。
【おかねに働いてもらいましょう】
もうどこの誰の情報か覚えていませんがこの一言で心が動きました。
私が高い金利の銀行を選び預金して金利を得るという行動というのは、実はおかねに働いてもらってたんですね。
投資は全く別物だと思っていましたが、【今自分がやっていることと投資は変わらないんだ】と思いすぐさま証券口座を開設しました。



お金に働いて貰うって不労所得だね!
確実性の法則
【おかねに働いてもらいましょう】
この言葉は今でも私の軸となっています。
一般的に投資以外で今よりお金を増やそうと思ったら
- 労働を増やして収入を増やす
- 節約しておかねを捻出する
このいずれかの方法しかありませんがこの2つって限界があるんですよね。
寝る時間を惜しんで掛け持ちするのも大変ですし、全く寝ずに労働するのも無理です。
副業といいますけど誰でも簡単に生活が潤うほど稼げるわけでもありません。
節約にも限度がありますし過剰な節約は幸福度を失います。
にも関わらず多数の人はこの2つでどうにかしようとして、継続維持できなくなり結果が伴わず諦めてしまいます。
投資であれば、証券会社を開設する手間はありますが労働を増やすことも過度な節約で我慢する必要もなく、画面をポチポチしてあとはお金に何十年も継続的に働いてもらえばいいだけなのにそれをしようとしません。
それはなぜか
確実性の法則が働き、より確実な行動を取ってしまうからです。
人はより確実なものを好むという気持ちを重視する法則。例えるなら100%の成功率と99%の成功率を比較すると僅か1%の差だが、受ける印象が大きく変わり1%以上の差に感じてしまい少しでも確実な方を選択してしまう心理。
上の2つは実際に自分で行動することによって、働いた分だけ給与が貰え、我慢して節約した分だけおかねが浮くんですよね。
一方、投資は100%増える訳ではない上に自分では見えない所でおかねが働いてどうなるか分からない結果を持ってくる訳です。
おかねを確実に増やしたいと思う人がどちらを選ぶかと考えたら納得できますよね。



確かに本気でお金を増やそうと思っているのに投資って選択肢は出ないかもしれないな…
おかねを従業員だと思ってみる
一般的にローリスクでハイリターンで即効性があるおかねの稼ぎ方なんてありません。
リターンを得るにはそれ相応のリスクを取らねばなりません。
会社が従業員を雇っているように、あなたにもおかねという従業員がいると考えてみましょう。
あなたが仮に会社の社長であれば、雇った従業員が失敗するかもしれないからと休憩所に閉じ込めておきますか?
せっかく雇ってるのに勿体ないからどんどん働いてもらいますよね?
おかねという従業員がせっかくいるのに財布や口座に閉じ込めていたら勿体なくないですか?
また、従業員が仕事上ミスや失敗をすることもあるでしょう。
そういうリスクを承知の上必要な存在だから雇用しているんですよね。
じゃあ、おかねにも働いてもらうんだから多少のミスや失敗(株価の値下げ)は許してあげませんか?
あなたは何もしない代わりにおかねに働いてもらってるんだから。
この辺りを納得し理解できれば投資によるリスクが納得できたも同然なので、次のステップに進めるんじゃないかなと思います。
投資はするべきか
投資はするべきかと言われたらするべきです。
ただし、やるなら必ず余剰資金の範囲内でです。
余剰資金がなければリスクを取って投資を始める必要はありません。
今の生活防衛費に充ててください。
少額でもいいので余剰資金から始め、時間と成功体験を味方にしてから大きい金額を投資しても遅くありません。
まとめ
この記事では私が投資を始めたきっかけや投資に対しての考えかたをお話してきました。
- おかねに働いてもらうの一言で投資を決心
- 確実性の法則により行動に移せない
- おかねを従業員と思ってみる
この記事を通して投資に対する見方やリスクに対する考え方が少しでも変わり、投資という手段でライフプランが豊かになってくれる人が増えてもらえれば幸いです。

